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エア・リキード、福島県本宮市に「本宮インターチェンジ水素ステーション」を開業、燃料電池商用トラック普及へ

  • Press Release

日本エア・リキード合同会社(本社:東京都港区、会⻑兼CEO イリョン・パク)は、このたび「本宮インターチェンジ水素ステーション(以下、本宮IC水素ステーション)」(福島県本宮市)の建設を完了し、本日開所式を執り行います。

本宮IC水素ステーションは、東北自動車本宮インターチェンジ近くに位置し、東北の玄関口であることを背景に、周辺には物流産業拠点が集積しています。また、Commercial Japan Partnership Technologies株式会社の取り組みにより福島県に燃料電池トラック60台が配備される計画もあり、水素モビリティー需要の高まりが見込まれています。

これらを踏まえ、日本エア・リキードが運営するステーションとしてはこれまでで最大の敷地面積に、2系統化された水素充填設備を備え、大型商用車の利便性に配慮した水素ステーションを福島県中通り地域の中心に建設しました。2系統化された充填設備の導入により、定期メンテナンスを交互に実施することで継続営業が可能です。本年秋ごろには24時間365日営業とする予定です。

本宮IC水素ステーションは、オフサイトの水素供給源からチューブトレーラーで高圧水素を輸送する、いわゆる「オフサイト」タイプで、福島県浪江町の福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)で製造された再生可能エネルギーベースの水素も供給源のひとつとする予定です。本宮IC水素ステーションの建設にあたっては、経済産業省および福島県の補助金制度を活用します。

本宮IC水素ステーションは、伊藤忠商事株式会社、伊藤忠エネクス株式会社との3社合意による協業の一環で、既存の伊藤忠エネクスグループのエネクスフリート株式会社が運営するフリートステーションに併設し、燃料電池トラックユーザーが、充実したサービスを受けられることを可能にしています。

開所式は経済産業省、福島県副知事、本宮市長、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)副理事長、各パートナーの代表者をお迎えして執り行う予定です。

日本エア・リキード会長兼CEO、イリョン・パクのコメント:「エア・リキードは、エネルギー転換と低炭素化への貢献にコミットしており、水素モビリティーの推進は大きな柱のひとつです。燃料電池商用車の導入など官民で水素の利用が活発化する福島県において、こうした動きの一翼を担えることを大変うれしく思います。今後もエア・リキード グループの水素事業におけるグローバルな経験を生かしながら、パートナー企業の皆さまと連携し、国、自治体のサポートをいただきながら、日本社会の持続性向上に貢献してまいります」
 

お問い合わせ
日本エア・リキード合同会社 広報本部
ww-aljcommunications@airliquide.com
03 - 6414 - 6728