日本エア・リキードは、ガラス溶解に最も適した酸素バーナALGLASSを開発いたしました。このバーナは、燃焼火炎からのガラスへの最適な熱の伝達と、最少のNOxの発生を実現し、燃料コスト削減とCO2・NOx削減を両立させる酸素バーナです。さらに構造をできるだけシンプルにすることで、メンテナンスを軽減するよう設計されています。 このALGLASSバーナを開発するにあたり、コンピュータ解析やテスト炉での実証及び実操業窯での多くのテストを行いました。
ALGLASSバーナシリーズの歴史
ガラス溶解窯からのNOx排出量規制と共に、高性能酸素バーナ開発要望が高まりました。1990年代始めにエア・リキードが第1世代の低NOx酸素バーナを送り出して以来、現在では世界中のガラス溶解窯でエア・リキード社製の酸素バーナが使用されています。
ALGLASSバーナシリーズの特長
- ALGLASSバーナ: 二重管構造の直進性の強い火炎を形成
- ALGLASS FC: 燃料と酸素を別々のインジェクターから噴出(Separate Jet方式)
- 幅広い火炎を形成し、ガラスへの伝熱効率に優れる
- ALGLASS VM: 三重管構造でインナー・アウター酸素の調節が可能
- インナー・アウター酸素を調節する事で火炎長・Heat Fluxが可変
- ALGLASS HeatOx: 酸素・燃料予熱方式の新世代の燃焼方式
関連機器
流量制御装置 フラモキサル
コンパクトで使い易いフラモキサルはALGLASSバーナシリーズの火炎を制御する専用の流量調整装置です。フラモキサルは酸素と燃料の流量を自動制御します。