ガラス製造
ガラス製造分野においては、環境面で排出ガスの抑制を求められる中、コストの制約も求められています。エア・リキードは、ガラスメーカーの競争力を強化し、環境負荷を低減するソリューションをお届けします。
酸素燃焼技術による効率改善
酸素燃焼は、主な酸化剤として空気の代わりに純酸素を燃焼させるプロセスです。この分野の長年にわたるエキスパートであるエア・リキードは、幅広い専門家ネットワークに支えられた豊富な研究開発リソースと、ガラス製造における確かな経験を有しています。
酸素燃焼は、工業炉の燃焼に通常使われる空気の代わりに酸素ガスを利用することで、燃料消費の削減とCO2排出の低減に貢献いたします。ALGLASS™は、ガラス製造における酸素燃焼のための総合的なソリューションです。(酸素富化 / ブースティング、HeatOx(酸素予熱技術))
フロートガラス
エア・リキードのALGLASS™ソリューションは、15%の水素と85%の窒素で構成される典型的な保護雰囲気下で実施され、フラットなガラスが溶融すず浴(フロートガラス)に注がれます。
ファイバーグラス
酸素燃焼は、純酸素による燃焼によって、生産性を高めガラス加工の総合的なエネルギー効率を改善します。 酸素燃焼技術は、ガラスをダイや成型機に送るチャンネル内のガラスの温度を一定に保つために使用されます。
研磨、エッジ処理
エア・リキードは、形成加工の後にガラス製品の表面を再加熱し、エッジ処理するためのソリューションを提供します。この技術は、ボトル形成の端末によって生じた痕を消したり、テーブルガラスの鋭利なエッジやバリを磨くためのものです。食器や香水瓶、クリスタルガラスなどの精巧なガラス製品に、なめらかで輝く仕上げを施す技術です。