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エア・リキードMK神戸空港前水素ステーションオープニングセレモニーを開催

Published on 2023年7月07日

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7月7日(金)にエア・リキード MK神戸空港前水素ステーションのオープニングセレモニーを開催しました。

同ステーションは、神戸市のタクシー用マルチ燃料補給ステーション内に設置され、商用車向けの水素需要の高まりに対応する立地となっています。タクシー会社、神戸エムケイ株式会社との連携により開設されたこのステーションは、タクシーだけでなくバスやトラックその他の商用車に加えて通常の自家用燃料電池自動車にも対応します。同ステーションは、エア・リキードの国内18番目の水素ステーションとなります。

オープニングセレモニーには近畿経済産業局長 三浦章豪氏、兵庫県知事 齋藤元彦氏、神戸市長 久元喜造氏、MK西日本グループ 代表取締役 青木義明氏、神戸商工会議所会頭 川崎博也氏、日本水素ステーションネットワーク合同会社社長 吉田耕平氏をはじめとする関係各位をお招きし、施設関係者・報道関係者なども合わせて50名が参加しました。

日本エア・リキード社⻑兼CEO ヴィルジニー・キャヴァリは、「気候変動対策として輸送部門の二酸化炭素排出量の削減は非常に重要であり、今後も日本における強固なFCモビリティネットワークの構築に向けて各関係者様と協力し、共に取り組んでいきたい。」と開会の挨拶をいたしました。

経済産業大臣 西村康稔氏からビデオメッセージを頂き、「日本のコア技術や強みを活かし、技術でも勝ってビジネスでも勝つことができるよう、政官民が一丸となって産業競争力を高めて行く必要がある」とお言葉をいただきました。

また来賓として出席された兵庫県知事 齋藤元彦氏からは「兵庫県のポテンシャルを活かしながら瀬戸内、関西圏全体で水素サプライチェーンの構築に努めていきたい。今回のステーションの開設は重要な一歩である。」、神戸市長 久元喜造氏は「神戸市で2番目の水素ステーションが開設された。今後とも国の支援を受けながら水素エネルギーを交通の分野でも進むように取り組んでいきたい。」と祝辞で述べられました。

テープカットを行った後、神戸エムケイ株式会社のトヨタ MIRAI(ミライ)タクシーに水素の充填セレモニーも行いました。

セレモニー後は施設見学会として燃料電池自動車、燃料電池バスを展示し、実際にそれぞれの車両を参加者の方々に見ていただきました。

同ステーションは、地域における燃料電池タクシー活用を促進するものと期待しています。神戸エムケイ株式会社は、2030年までに現在のハイブリッド車を電気自動車や燃料電池自動車に順次置き換えていくという目標を掲げています。同水素ステーションは、神戸の本社に隣接しており、兵庫県内を走るタクシーの車両基地にもなっています。

この新水素ステーションの設立は、兵庫県と神戸市が交通の要衝である同地域でカーボンニュートラルの実現を目指し、生活や産業における水素社会への取り組みを進めていることと同調しています。

エコシステム全体を幅広く巻き込むこのプロジェクトは、官⺠様々な関係各位のご協力のもと、水素バリューチェーン全体を通じた知見を生かし、水素インフラを提供していくことをめざすエア・リキードの姿勢を表しています。