Climate Freskは、フランスで開発され、現在、世界50カ国以上で約70万人の参加者に利用された気候変動教育ワークショップです。
2月、多くのマネージャーが、Codo Advisoryによって提供されたこのワークショップに取り組みました。
ワークショップでは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)の報告書に基づきデザインされた42枚のカードを使い、カードに書かれた気候変動のさまざまなメカニズムや影響について、チームメンバーと意見交換しながら、因果関係を学んでいきました。
議論が進むにつれて、複雑に交差する原因や結果について、ファシリテーターの方々が参加者の質問に答え、正解へと導くという形で議論が進められ、非常にインタラクティブなワークショップとなりました。
最終的には、カードを並べて、絵を描いたり、因果関係を示す線を引くことで、チームごとに一つの「壁画(フレスコ画)」を作り上げました。
参加者からは、「気候がどのような影響を受けるのか、そのメカニズムを再認識し、私たちが注目すべきところを改めて考えさせられました。」「できれば、若手や新入社員、社員の家族交流会などにもこのWorkshopを体験してほしい。」「気候変動を意識して、事業活動・生活をする必要があることを強く感じた。」などの声が聞かれました。
3年ぶりに対面で行ったワークショップであり、異なる部署間で気候変動への理解を深めるために協力できたことは素晴らしいことでした。科学的根拠に基づいた知識を楽しんで学べたことがとても重要で、気候変動と自身そして企業活動との繋がりを感じる機会となりました。